月桃茶 / Alpinia Zerumbet "Gettou Stem&Leaf Tea"
月桃。
沖縄では「サンニン」と呼ばれ古くから親しまれているショウガ科の植物。
初夏には白く可憐な花を咲かせ、初秋には赤茶色の可愛らしい実を実らせる。
「月桃」と呼ばれる所以は、まるで桃のような愛くるしいつぼみを付け、可憐で儚げな白い花が咲く幻想的な出で立ちに由来します。
沖縄の人々にとって馴染み深い行事「ムーチー」の日(旧暦12月8日)には、
家中が月桃の独特なジンジャー系の爽やかな香りに包まれます。
月桃に包まれた餅菓子を食べ、皆の健康を祈るのです。
注目されているのはその類まれなポリフェノール含有量の多さと豊富に含まれている食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル。
冬は身体をポカポカと温めてくれ、夏はエアコンや冷たい食べ物などで疲れた胃腸を癒してくれるでしょう。
あなたも月桃の香りと味に包まれて、心と体を癒しませんか?
※ 沖縄の豊かな自然が生んだ無農薬の月桃葉・茎を使用しています。
※ ノンカフェインです。
おいしいお召し上がり方 -ホット月桃茶
■ 煮出して・・・
適量(約2g〜3g)を適量な水(目安1リットル前後)と一緒に煮出してください。
沸騰後、弱火にて2〜3分で美味しい月桃茶の出来上がりです。
■ ポットや急須で・・・
ポットや急須に適量(3〜5g)を入れ、熱湯を注ぎ、2〜5分蒸らしてください。
※煮出した方が月桃茶の香りやポリフェノールなどの栄養成分が豊富に出て、非常に美味しくいただけますのでお勧めです。
※出来上がった月桃茶を冷蔵庫で冷やして、アイスティーにしても美味しくいただけます。
※お風呂に入れて「月桃風呂」として楽しんでいただくこともできます。
月桃について
インド南部、東南アジア、南西諸島を含む亜熱帯に群生するショウガ科植物で、沖縄では主に野山に自生しています。
また、民家の庭先にもよく植えられており沖縄では大変なじみ深い生活と密接した植物です。
お餅を包んで軒下に一年吊るしていてもカビが発生しないといわれるほど月桃は殺菌・防虫・防カビ効果が強く、
近年、アロマテラピーの世界でも非常に人気が高まっている月桃の精油は防虫剤、防カビ剤、抗菌剤などに使用されています。
香料、色素、防虫、防カビ、防腐あるいはバルブ原料ともなりうる、多様な可能性を秘めた産業資源としても大変注目を浴びています。
ポリフェノールが赤ワインの34倍といわれ、アンチエイジングにはもちろんのこと、
月桃はショウガ科の植物ですので体がポカポカと温まり、代謝を助けてくれることでしょう。
内側から身体やお肌の調子を整えたい人にはもってこいのハーブティーです。
そして、月桃は健康面のみならず、温暖化の原因となる二酸化炭素を多く吸収する植物として環境省のイベントのシンボルに選ばれたことで、
環境面でも話題になりました。
沖縄の自然が生んだ、地球の未来を担う薬草(ハーブ)。
あなたの日常も月桃の香り漂う豊かな暮らしに、まずは月桃ハーブティーをお楽しみください。