About Sweeteners 甘味料について
砂糖には多糖類と単糖類があります。
白砂糖の誘惑に多くの人が取り憑かれ、やめられなくなっている人も多いはず。科学的に精製されている白砂糖は、はじめから小さな粒(単糖)なのでダイレクトに血液に入り、すぐにエネルギーに変わります。一時的に白砂糖を食べてすぐに元気になるような気がするのですが、ダイレクトに血液に入った単糖類は、血糖値を急激に上げてしまい、一気に気分がハイになりますが消費されるのも速く、今度は、気分が急にダウンします。そしてまた白砂糖が欲しくなる…といった悪循環に陥ります。
この繰り返しこそが現代社会の「キレやすい」性格をも作り出している原因になっているのかもしれません。また、精製された砂糖は消費するのにカルシウムなどのミネラル類を必要とするので、歯や骨が弱くなります。それらの不自然で極端な単糖類の性格は体を消耗させ、様々な病気の原因にもつながります。ミネラル・バランスを崩壊させてしまう結果、免疫システム、消化システム、脳神経システム、および骨の健康維持などの機能を低下させてしまいます。
野菜や果物、穀物、豆などに含まれる多糖類
一方、野菜や果物、穀物、豆などに含まれる多糖類は穏やかに少しずつ消化されます。それは、満腹感が持続するということでもあり、食べ過ぎることが少なくなって肥満につながりにくくなります。また、ゆっくり血液に入っていくので、気分が極端に上下することもありません。血液が過度に酸性に傾くこともないので、体に負担がかかりません。
参考文献:『Sugar Blues』William Dufty 著
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